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営業職必見! 受かる自己PRの書き方を解説!

面接のイメージ

転職活動をする際に必ず作成する職務経歴書。転職の場合は、職務経歴書に記載する内容が、そのまま志望先企業への自己PRになります。そのため、職務経歴書の作成は、転職活動においてとても重要な要素です。今回は、志望先の企業に価値を感じてもらえるような職務経歴書の書き方について解説します。

1. 職務経歴書を作るときの3つの鉄則

職務経歴書は、記載内容がそのまま自己PRとなるものです。そのため魅力を感じてもらえるように作成しなければなりません。多数の応募者の中から自分に魅力を感じてもらうためには、形式だけのまとまりを重視するのではなく差別化を図ることが重要です。他者とは異なる魅力的な職務経歴書作りのために覚えていただきたい、3つのルールを紹介します。

1-1. 業務内容よりも「何をしてきたか」「何ができるか」が伝わるように書く

職務経歴書は、その名称につられて自分の業務内容だけを箇条書きで書く方が多いです。しかし、「メーカー営業職として従事」などとだけ書いても、自己PRにはつながりませんよね。職務経歴書では、単なる業務内容の羅列ではなく、自分が何をしてきて、何ができるかを伝わるように書くことが重要になります。

ひとことで言うならば、面接官に自分の仕事ぶりや仕事への姿勢が伝わるように書くことを意識するとよいでしょう。たとえば「新規営業」とだけ書くのではなく「新規顧客のヒアリングを通じた要件定義、商談、受注を目的とした提案書の制作」と書くとどんな仕事か分かりやすいですよね。

1-2. 面接官が客観的に評価できるような指標を盛り込む

肩書や実績は実は相対的な指標であり、企業によって違いも多く本当の価値は伝わりにくいです。あなたの実績も、達成率や売上高だけではあなたが所属していた企業でどれだけの貢献をしてきたかを可視化することができません。

たとえあなたが営業職で、部署NO,1の成績をあげた実績があるとしても、そのすごさが面接官に伝わらなければもったいないですよね。自分の実績や成果を、初めてあなたと会う面接官でも客観的に評価ができるように情報を整理して記載することが重要になるわけです。

単に売上目標をいくら達成したと書くよりも「期初の売上目標5,000万円に対して、結果的に5,600万円と目標を大きく上回り、社長賞を受賞することができた」と書くと仕事の規模や実績の大きさが伝わりやすくなります。

参考記事
「面接で差がつく職務経歴書の書き方」

1-3. 自分のブランド(希少性)を明確にする

自分ができることやしてきたことを面接官に伝わるように職務経歴書を作成する、このことは非常に重要です。しかし、これだけでは結局のところ「実績勝負」になってしまうことがお分かりでしょうか。もちろん自身の実績や仕事への姿勢が評価されるに越したことはないのですが、他の応募者との大きな差別化を図るためには、自分だけの強みを知ることが重要になります。

自分だけの強みというのは「NO,1の実績を作る」という意味ではありません。自身の業務経験やプライベートでの活動を整理し、それらを掛け合わせて独自の強みを作るという意味です。掛け合わせるものが多くなればなるほど希少性が増します。まずは3つほどの要素を組み合わせて、自分だけの強みを見出してみましょう。

2. 自分の希少性を具体化する3Cフレームワーク

3Cとは、Customer(顧客) Competitor(競合) Company(自社)の頭文字をとったものです。マーケティング業界で行われている基本の分析フレームワークです。自社の差別化や優位性をはかるために行われるものなので、そのまま個人の自己PR作成に応用できます。Company(自社)を自分、Competitor(競合)を他の志望者、Customer(顧客)を受けたい企業の職種や業務と考えると分かりやすいでしょう。

2-1. 本来の用法での3C分析

3C分析のイメージ

Customer(顧客)は、自社の商品の購入層を探る調査において、その市場での潜在顧客や、市場規模、成長性、顧客ニーズなどを分析すること。

Competitor(競合)は、競合他社の分析のこと。他社の製品や強み・弱みなどを知ることで初めて自社の商品やサービスにおいて差別化や優位性をはかること。

Company(自社)では、自社の経営資源や現状、製品・サービス、技術力、販売力、売上、シェアなどを分析することを指します。3Cを具体的に分析することによって、自社が抱える経営課題の発見や、事業戦略に活用することができます。

2-2. 職務経歴書作成に応用した3C分析

これを職務経歴書に置き換えて考えると、これまでの具体化した成果をもとに、受けたい企業の職種、業務と求められる成果を考え、自分が提供できる価値として差別化、独自性として提供できるものを具体化していく、という流れになります。下図はインサイドセールスの経験者の3C分析例です。

3C分析の例

自己と企業という観点だけでは弱いので、図のように、あくまで想像として自分の競合となる他の求職者候補がどのような人物像になりうるか、という点についても書き出していくとよいでしょう。最終的にサンプルでは「年齢が若い点」×「セミナー登壇経験」 × 「社内MVP」で差別化を図ることができました。是非、参考にしてみてください。

・関連リンク
「自己PR整理シート」
「キャリアの棚卸しシート」

キャリアアドバイザー/河村 芳行

この記事を執筆したキャリアアドバイザー

河村 芳行

株式会社エムエム総研 / マーキャリNEXT CAREER キャリアアドバイザー

2008年に法人マーケティングのパイオニア企業である株式会社エムエム総研に入社。インサイドセールスからデジタル領域まで多岐にわたり、マーケティング活動全般のプランニングを担当。外資系、国内大手IT企業に対して多くのプランニング実績を積む一方、ITproマーケティングなどセミナーにて登壇者としても講演。さらに2017年にはビジネス書籍『少人数チームからはじめる失敗しないBtoBマーケティングの組織としくみ』を同社経営陣と共に出版。BtoBの組織作りと仕組みを解説した同書は多くのマーケターに支持されている。

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